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BAR LAST FIZZ

池袋東口にあるジャズバー ラストフィズのアナログレコードやCDを紹介します

フォー・ジャンゴフォー・ジャンゴ
(1997/05/28)
ジョー・パス

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フォー・ジャンゴ/ジョー・パス

一世を風靡したギタリストのジャンゴ・ラインハルトに捧げた傑作!
ジョン・ピサノをサイド・ギターに迎えジャンゴのスタイルを踏襲。全編にわたって哀愁を帯びたギター・プレイが堪能出来る。
ジャズ・ギターの“バーチュオーゾ”として名声を博したジョー・パスが、敬愛するジャンゴ・ラインハルトへ捧げた傑作アルバム。
欧州の伝説的な存在のギタリスト、ラインハルトゆかりのナンバー「ジャンゴ」「雲」などを演奏した。遅咲きの大器としてデビューした
ジョー・パスの初期の作品で、すでに超絶技巧を身に付けていた。
リズム・ギターを含むシンプルな編成で、ジョー・パスは歌心豊かなスインギーな妙技をみせてくれる。

01. ジャンゴ
02. ロゼッタ
03. 雲
04. フォー・ジャンゴ
05. ナイト・アンド・デイ
06. 哀愁の花
07. アンサンシブルマン
08. カヴァレリー
09. ジャンゴの城
10. ライムハウス・ブルース


(g)ジョー・パス、(g)ジョン・ピサノ、(b)ジム・ヒューアート、(dms)コリン・ベイリー


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スウィートバックスウィートバック
(2004/12/03)
アイヴァン・ブーガルー・ジョー・ジョーンズ

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アイヴァン・ブーガルー・ジョー・ジョーンズ /スィート・バック

ソウルジャズ界を代表するギタリスト、ブーガルージョージョーンズの'75年作、彼の最高傑作!ナッシュヴィルの小レーベルからリリースされていたジャズ・ファンクの最高峰!疾走する高速ファンク・ビート「Confusion」、ブルージーな甘いギターソロが絶品の「Trouble In Mind」タイトル曲「Sweetback」、ラテンフレイバーな「Jamaica Farewell」、Sワンダーで有名な「You'Ve Got It Bad, Girl」やオリビア・ニュートン・ジョンの「Have You Ever Been Mellow」などのレア・グルーヴ・クラシックを収録

A1. Confusion
A2. Trouble In Mind
A3. Sweetback
B1. Have You Ever Been Mellow
B2. Jamaica Farewell
B3. You'Ve Got It Bad, Girl

IVAN JOE JONES(g),BOBBY KNOWLES(org),WARREN GIANCATERINO(b),BUD KELLY(ds),ELLISWORTH GOODING(ts),CHARLES BROWN(as),VERDONE "TURK" BANKS(conga),JAMES VALERIO III(perc)

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アイヴァン・ブーガルー・ジョー・ジョーンズ / ワット・イット・イズ

ヴァージニア出身ジャズ・ファンクを代表するギタリストBoogaloo Joe JonesのBill Withers、Carol Kingのガヴァー曲も含んだ人気作品。ドラムにBERNARD PURDIEも参加したJAZZ FUNK CLASSIC不動の一枚!

A1. Ain’t No Sunshine
A2. I Feel The Earth Move
A3. Fadin’
B1. What It Is
B2. Let Them Talk
B3. Inside Job

Bass – Jimmy Lewis
Congas, Bongos – Buddy Caldwell
Drums – Bernard Purdie
Guitar – Ivan 'Boogaloo' Joe Jones
Organ – Butch Cornell
Tenor Saxophone – Grover Washington, Jr.

ストーンズ・ジャズストーンズ・ジャズ
(2010/09/22)
ジョー・パス

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ストーンズ・ジャズ /ジョー・パス

ジャズ・ギターの神様の最高にカッコいいローリング・ストーンズ・カヴァー集!

1. プレイ・ウィズ・ファイア
2. 19回目の神経衰弱
3. アイ・アム・ウェイティング
4. レディ・ジェーン
5. ノット・フェイド・アウェイ
6. マザーズ・リトル・ヘルパー
7. サティスファクション
8. 黒くぬれ
9. ホワット・ア・シェイム
10. アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
11. ストーン・ジャズ

「サティスファクション」「黒く塗れ!」「19回目の神経衰弱」などの名曲も入っている。
オープニング・トラック「プレイ・ウィズ・ファイアー」もノリノリでいい。(録音:1966年7月20日)

●参加アーティスト:トミー・ペダーソン(tb)、ジョー・パス(g)、ビル・パーキンス(ts)、
ヴィクター・フェルドマン(vib)、ハービー・ハーパー(p)、ボブ・フローレンス(arr,cond) 他

PAT MARTINO /LIVE !

ライブ! /パット・マルティーノ

MUSEレーベル移籍第1弾となったライヴ・アルバム。プレスティッジ時代のパワフルな演奏をそのまま再現。ソロ部では、テンションの高い神がかった演奏がビシビシ耳に届く。

1. Special Door
2. Great Stream
3. Sunny

Pat Martino (g) Ron Thomas (pf) Tyrone Brown (fender bass) Sherman Ferguson (ds)
Recorded at Fork City, New York City on September,1972 Muse Records MR-5026

pat martino /East

イースト/パット・マルティーノ

アマチュア・ギタリストの間で{神}とまで崇め奉られるマルティーノ。本作はそんな彼が60年代の後半に録音した代表作。オリエンタルな雰囲気を漂わせたタイトル曲も魅力だが,後半の3曲で聴かれるギター・ソロの鮮やかさがなんとも素晴らしい一枚。

1. East
2. Trick
3. Close Your Eyes
4. Park Avenue Petite
5. Lazy Bird

Pat Martino (g)
Eddie Green (p)
Ben Tucker (b,tamourine)
Tyrone Brown (b)
Lenny McBrowne (ds)


Round Midnight/Kenny Burrell

ケニー・バレル/ラウンド・ミッドナイト

バレルの70年代における傑作アルバム。ダークでブルージーな雰囲気がただよう,せつないギター。安定感と大人の香りを感じさせる彼のプレイは聴く者を魅了する。名曲の3で参加しているジョー・サンプルのピアノに絡むバレルのギター・ソロは素晴らしいの一言。

1. A Streetcar Named Desire
2. Make Someone Happy
3. 'Round Midnight
4. I Think It's Going To Rain Today
5. Since I Fell For You
6. I'm Gonna Laugh You Right Out Of My Life
7. Blues In The Night

Recorded in 1972

Personnel: Kenny Burrell(g), Richard Wyands(key), Joe Sample(key on #3), Reggie Johnson(b), Lenny McBrowne(ds), Paul Humphrey(ds on #3)
Matador/Grant Green

グラント・グリーン/マタドール

グラント・グリーンが、マッコイ・タイナー&エルヴィン・ジョーンズというコルトレーンでお馴染みの二人を迎えて吹き込んだ64年作カルテット。"MATADOR"、デューク・ピアソンの"BEDOUIN"、そして"MY FAVORITE THINGS"など哀愁のモード系ナンバーをテーマにキレの良いギタープレイが光る傑作!

1. Matador
2. My Favorite Things
3. Green Jeans
4. Bedouin
5. Wives And Lovers

グラント・グリーン(g)、マッコイ・タイナー(p)、ボブ・クランショウ(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。
64年録音。

Idle Moments /Grant Green

アイドル・モーメント/グラント・グリーン

グラント・グリーンとウエス・モンゴメリーは、ほぼ同じ時代に活躍した好敵手だ。同じチャーリー・クリスチャン系でも、ウエスに比べると、グリーンの評価がそれほど高くないのはどうしたことか。オクターヴ奏法という必殺技をもち、コードソロも達者だったウエスに対し、グリーンのソロはシングルノート一辺倒。このあたりが評価の分かれ目になっているようだ。しかし、そんなことで不当に評価されてはグリーンがかわいそうだ。ウエスはすばらしいが、グリーンも同様にすばらしいのだから。
グリーンのギターはシンプルでメロディック、かつホーンライク。彼の音楽のベースはR&Bなので、そのプレイはブルージーである。本作のタイトル曲を聴いてみると、スロー・テンポでじっくりとプレイするレイジーな演奏だ。このディープなテイストこそグリーンの持ち味であり、なにか日本の演歌に通じるものがある。ジャンゴ・ラインハルトに捧げたジョン・ルイスの名曲<3>を演奏しているのも、本作の魅力だ。

1. Idle Moments
2. Jean De Fleur
3. Django
4. Nomad

Grant Green(Gt)
Joe Henderson(ts)
Bobby Hutcherson(vib)
Duke Pearson(p)
Bob Cranshaw(b)
Al Harewood(dr)

Grant Green / Grant's First Stand

グラント・グリーン/グランツ・ファースト・スタンド
グラント・グリーンの初リーダー作。オルガン・トリオでの演奏。後のファンキー路線に連なるリズム・アンド・ブルースの強力なグルーヴが堪能できる歴史的な一枚。ジャズ好きはもちろん、ブルーズ好きにも聴いていただきたい一枚です

SIDE-A
1.Miss Ann's Tempo
2.Lullaby Of The Leaves
3.Blues For Willarene

SIDE-B
1.Baby's Minor Lope
2.'Taint Nobody's Business If I Do
3.A Wee Bit O' Green

GRANT GREEN(g)
'BABY FACE' WILLETTE(org)
BEN DIXON(ds)

61年録音。
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バーチュオーゾ: ジョー・パス

名ジャズ・ギタリスト、ジョー・パスの没後10年目に発見された、貴重なソロ・アルバム。1975年のニューヨーク録音で、スタンダード・ナンバーをギター1本で演奏。名人芸を披露している。

Joe Pass(g).

1.Night And Day
2.Stella By Starlight
3.Here’s That Rainy Day
4.My Old Flame
5.How High The Moon
6.Cherokee
7.Sweet Lorraine
8.Have You Met Miss Jones?
9.‘Round Midnight
10.All The Things You Are
11.Blues For Alican
12.The Song Is You
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ケニーバレル/ミッドナイトブルー

ケニー・バレルの魅力は、そのブルージーなギター・プレイにある。といっても、それは真っ黒な感じではなくて、どこか都会的で洗練された感じのアーバン・ブルース。だからバレルが最高に輝いているのはブルースを弾いている時だ。アルバムでいうと、本作がまさにそれ。オープニングの<1>が始まった瞬間、思わず鳥肌が立つ。4曲目のタイトル曲にさしかかると恍惚の境地。そしておなじみの<6>になると、もうどうにでもしてくれと叫びたくなる。
とにかく本作はブルースのオン・パレード。しかもスローありミディアムあり、あの手この手で楽しませてくれる。単にブルースをやっているというだけでなく、それぞれの曲に表情があり、泣かせるメロディばかりなので満腹感を味わえる。ブルージーなギターと相性がいいのはオルガンとサックスというのが相場だが、本作ではスタンリー・タレンタインのテナー・サックスが、これまた持ち味を発揮したソウルフルな演奏で、ジーンと胸に染みる。

1. Chitlins con Carne
2. Mule
3. Soul Lament
4. Midnight Blue
5. Wavy Gravy
6. Gee Baby, Ain't I Good to You
7. Saturday Night Blues

Kenny Burrell (g),Stanley Turrentine (ts),Major Holley JR. (b),Bill English (ds),Ray Barretto (conga)
Bluenote 7.Jan.1963. Engineer:Van Gelder
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グリーン・ストリート/グラント・グリーン

ブルーノートを代表するギタリストによる2枚目のリーダー作。名演といわれる「ラウンド・アバウト~」に象徴されるように、コード楽器としてでなく、飽くまでメロディの美しさを追求した彼らしい傑作。

1. No.1 Green Street
2. 'Round About Midnight
3. Grant's Dimensions
4. Green With Envy
5. Alone Together

グラント・グリーン(g)ベン・タッカー(b)デイブ・ベイリー(ds)

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ケニー・バレル/ブルー・バッシュ!

バレルとスミスという絶妙な組み合わせによる隠れ名盤。バレルのブルージィな演奏が、スミスの演奏を上手く抑えてバランスを取っている。甘くなりがちな「フィーヴァー」でのソフィスティケイトされた演奏は見事の一言。録音状態も素晴らしい


1.Blue Bash
2.Travelin’
3.Fever
4.Blues for Del
5.Easy Living
6.Soft Winds
7.Kenny’s Sound

Kenny Burrell - guitar
Jimmy Smith - organ
Vince Gambella (g -2)
George Duvivier (b-1)
Milt Hinton (b-3)
Bill English (d-3)
Mel Lewis (d - 1 & 2)
1963.7.16,25,26 & 29
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パット・マルティノ/イグジット

1976年発表の病魔に倒れる前のピークともいえるアルバム。
オリジナルに加え、ブルーボッサや酒バラ等のスタンダード曲もおりまぜている。
太い弦から出るパワーのある音やマイナー音階を多用する彼独特の演奏が楽しめます。

1. Exit
2. Come Sunday
3. Three Base Hit
4. Days of Wine and Roses
5. Blue Bossa
6. I Remember Clifford
Pat Martino(gt)
Gil Goldstein(p)
Richard Davis(b)
Jabali Billy Hart(d)
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バーニー・ケッセル/ケッセル・プレイズ・スタンダード

春が近づいてくるとケッセルのギターが聴きたくなってくる。カラリとした明るいギターが聴きたくなる。このアルバムはボブ・クーパーのオーボエのおかげで何処かノホホンとした春っぽい雰囲気があります。結局ジャズにはオーボエという楽器は定着しなかったけど、きっとこのアルバムのように呑気な雰囲気になってしまうからなんでしょうかね?僕はこういうの結構好きなので、これはこれでOKなんですが…。ケッセルのプレイは前作「イージー・ライク」同様いかにもウエストコーストな明るいパリっとしたギターで、切れ味も最高。この当時のケッセルはどれも名演ばかりです

1. Speak Low
2. Love Is Here to Stay
3. On a Slow Boat to China
4. How Long Has This Been Going On?
5. My Old Flame
6. Jeepers Creepers
7. Barney's Blues
8. Prelude to a Kiss
9. Foggy Day
10. You Stepped Out of a Dream
11. I Didn't Know What Time It Was
12. 64 Bars on Wilshire
バーニー・ケッセル(g)ボブ・クーパー(ts,oboe)ハンプトン・ホーズ(p)クロード・ウィリアムソン(p)レッド・ミッチェル(b)モンティ・バドウィグ(b)シェリー・マン(ds)チャック・トンプソン(ds)
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ウエス・モンゴメリー/ボス・ギター

隠れたオルガンの名手メル・ラインと組んでウェス・モンゴメリーが快演を聴かせる。
オクターヴ奏法によってジャズ・ギターの可能性を拡大したウェス・モンゴメリーが、過小評価されていたオルガン奏者のメル・ラインと組んでソウル・フィーリングを横溢させたプレイを披露する。「カナディアン・サンセット」はジャズとして異例のヒットを記録したし、「ベサメ・ムーチョ」のポップな表現もこのひとならでは。

1. Besame Mucho
2. Dearly Beloved
3. Days of Wine and Roses
4. Trick Bag
5. Canadian Sunset
6. Fried Pies
7. Breeze and I
8. For Heaven's Sake


Wes Montgomery(g) Melvin Rhyne(org) Jimmy Cobb(dr)




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ウエス・モンゴメリー /ロード・ソング

クリード・テイラー・プロデュース、ドン・セベスキー編曲による、ウェス・モンゴメリーのラスト・アルバム'68年録音作!!!ビートルズ"YESTERDAY"、"I'LL BE BACK"、サイモン&ガーファンクル"SCARBOROUGH FAIR"から"GREENSLEEVES"、"FLY ME TO THE MOON"まで、幅広いナンバーを取り上げたイージー・リスニング作品

1. Road Song
2. Greensleeves
3. Fly Me to the Moon
4. Yesterday
5. I'll Be Back
6. Scarborough Fair/Canticle
7. Green Leaves of Summer
8. Serene
9. Where Have All the Flowers Gone?
Marvin Stamm (tp) Harvey Estrin, Don Hammond (fl, reco) Berrard Krainis (reco) Don Ashworth (ob, reco) Walter Kane (basn) Bernard Eichen, Charles Libove (vln) Emanuel Vardi (vla) George Ricci (vlc) Hank Jones (p, hpsc) Wes Montgomery (g) Richard Davis (b) Grady Tate (d) Don Sebesky (arr, cond)
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ウェス・モンゴメリー/ア・デイ・イン・ザ・ライフ

67年にクリード・テイラーがプロデュースして、イージーリスニング・ジャズの大ブームを全世界に起こした1枚。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」などのビートルズ・ナンバーに加えて「柳が私のために泣いている」などのモンゴメリーのオリジナル曲も。バイオリン、フルート、ヴィオラなどのオーケストラにハービー・ハンコックのピアノ、ロン・カーターのベースと、豪華絢爛。

1. Day in the Life
2. Watch What Happens
3. When a Man Loves a Woman
4. California Nights
5. Angel
6. Eleanor Rigby
7. Willow Weep for Me
8. Windy
9. Trust in Me
10. Joker

ウェス・モンゴメリー(g)
ハービー・ハンコック(p)
ロン・カーター(b)
グラディ・テイト(ds)
レイ・バレット(per)
ドン・セベスキー(arr,cond) 他
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ウエス・モンゴメリー/夢のカリフォルニア

純粋なギタリストとしての作品としては頂点を極めながらも、その売り上げはその内容に比例しなかった。ある意味でそうしたジレンマを救ったのが、この作品だった。ドン・セベスキーのゴージャスな編曲がウエスの心地よい音色とぴったりと合って見事な先見的な「スムース・ジャズ」が完成した。ギターの音色の素晴らしさを全て引き出したウエスの演奏は、コマーシャル的に大きな成功を収めたとしても賞賛されるべきだ。
冒頭曲は必ずどこかで聴いたことのある演奏だ。

1.Mr. Walker
2.California Dreaming
3.Oh, You Crazy Moon
4.More, More, Amor
5.Green Peppers
6.Winds of Barcelona
7.Sunny
8.South of the Border
9.Without You
10.Sun Down

Wes Montgomery(g)Don Sebeski Orch.Herbie Hancock(p)Richard Davis(b)Grady Tate(ds)Ray Buretto(perc) Rec,1966-9-14-16,NJ,RVG Strudios
 


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ウェス・モンゴメリー/ウェス・モンゴメリー・トリオ

1959年にオルガン・トリオ編成で録音した初リーダー・アルバム。完成されたウェス奏法が全編に渡って繰り広げられる記念すべき1枚。「ラウンド・ミッドナイト」や「ウィスパー・ノット」「サテン・ドール」はけだるい雰囲気の中に独特の緊張感を持ち込んだ名演。「ミサイル・ブルース」のソロでは、チャーリー・クリスチャンがベニー・グッドマン楽団で演奏した「エア・メイル・スペシャル」のリフが引用されている。

1. 'Round Midnight
2. Yesterdays
3. End of a Love Affair
4. Whisper Not
5. Ecaroh
6. Satin Doll
7. Missile Blues
8. Too Late Now
9. Jingles


Wes Montgomery(g) Melvin Rhyne(org) Paul Parker(dr)
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ジム・ホール/サークルズ

1曲目の「(ALL OF A SUDDEN)MY HEART SINGS」が最高。
これからきっといいことが起きそうな予感をさせる、軽快でリズミックな展開に胸が躍ります

1 (ALL OF A SUDDEN)MY HEART SINGS  
2 LOVE LETTERS  
3 DOWN FROM ANTIGUA  
4 I CAN'T GET STARTED Duke,Gershwin  
5 T.C.BLUES Terry Clarke  
6 CIRCLES Don Thompson  
7 ARUBA

Jim Hall guitar
Don Thompson piano,bass
Terry Clarke drums
Rufus Red bass
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ジム・ホール/哀愁のマタドール

ジャズ・ギターの最高峰ジム・ホールが1970年代に残した代表作。ソロ、デュオ、グループなど多彩な編成で、ジム・ホールのカラフルな音楽世界がくり広げられている。邦題のタイトル曲「哀愁のマタドール」は、アルビノーニのアダージョのアダプテーションで、ジム・ホールの最大ヒット作「アランフェス協奏曲」を彷彿とさせる素晴らしい名演だ。モダン・ジャズ・ギターの可能性を限りなく広げたジム・ホールの多彩な表現世界を知る最適な1枚

1 WALK SOFT
2 ONE MORNING IN MAY
3 LAMENT FOR A FALLEN MATADOR
4 DOWN THE LINE 
5 WHEN I FALL IN LOVE
6 MY ONE AND ONLY LOVE 
7 BERMUDA BYE BYE 
8 INDIAN SUMMER

Jim Hall guitar
Tommy Flanagan piano
Art Farmer flugellhorn
Ron Carter bass
Allan Ganley drums
Don Thompson piano
Terry Clarke drums
Joan Labarbara voice
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ジム・ホール/アランフェス協奏曲

ホアキン・ロドリーゴの大ヒット作品をジャズ・ギターの巨人ジム・ホールがクリード・テイラーのプロデュースによって吹込んだCTIレコード史上最大のヒット・アルバム。帰米したてのチェト・ベイカーやポール・デスモンドの囁くようなソロが見事に作品全体の一部をなすように構築されたクリード・テイラーの妙技とジム・ホールの非常に繊細なコード・ワークやソロの組み立てが、まるで細密画を描くかのように織り成された完成度の高い作品

1 YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
2 TWO'S BLUES
3 THE ANSWER IS YES
4 CONCIERTO DE ARANJIEZ

Jim Hall guitar
Chet Baker trumpet
Paul Desmond alto Sax
Roland Hana piano
Ron Carter bass
Steve Gadd drums
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ジム・ホール/アローン・トゥゲザー

ギタープレイヤーにお勧め。ウッドベースの名手、ロン・カーターとの共演。ライブ。まさに息がぴったりで、熟練の域に達しながらも生き生きした演奏が聴ける。スタンダードナンバー「Autumn Leaves(枯葉)」のジムのプレイがすばらしい。ジャケットのデザインがクール

ST.THOMAS
2 ALONE TOGETHER  
3 RECEIPT,PLEASE 
4 I'LL REMEMBER APRIL Don  
5 SOFTLY,AS IN A MORNING SUNRISE  
6 WHOSE BLUES  
7 PRELUDE TO A KISS
8 AUTUMN LEAVES

Jim Hall guitar
Ron Carter bass
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ジム・ホール/ジム・ホール・イン・ベルリン

ジム・ホールは1950年代の後半から活躍を始めたジャズ・ギターのイノヴェイター。オリジナリティ豊かな演奏で、ジャズ・ギターの新たな可能性を広げた。だが、なぜか単独のリーダー・アルバムを録音する機会に恵まれず、このセカンド・アルバムにあたるライヴ盤は12年ぶりの録音だった。トリオ編成で、繊細美に溢れるジャズを構築している。今から30年以上前のものとは思えないクオリティの録音(音質)に感動。それまではチャーリー・クリスチャンの影響が強く感じられたが、この作品で彼独自の音色・スタイルが確立したと思える。独特のマイルドなトーンのスケールと不協和音寸前の微妙なコードボイシングはここから
1 UP,UP AND AWAY  
2 MY FUNNY VALENTINE  
3 YOUNG ONE,FOR DEBRA  
4 BLUE JOE
5 IT'S NICE TO BE WITH YOU
6 IN A SENTIMENTAL MOOD  
8 BODY AND SOUL  
9 ROMAINE

Jim Hall guitar
Jimmy Woode bass
Daniel Humair drums
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フル・ハウス/ウエス・モンゴメリー
ギターのウエス・モンゴメリーをリーダーとする一枚。
1曲目「フル・ハウス」は、「当夜彼らが演奏したコーヒー・ハウスが聴衆で埋まったところから、この題名が選ばれた」(ライナーノーツより引用)とのことである。ウエス・モンゴメリーは、ジョニー・グリフィンのテナーサックスと歩調をあわせながらも激しいギタープレイをしている。実にジャジーなギターだ。長尺のギター・ソロは、ひとつひとつの音が確実に演奏されている。ギターならではの単音と和音の使い方がいい。サイドメンのジョニー・グリフィンのテナー、ウイントン・ケリーのピアノによるソロもウエスに匹敵するかっちりとした演奏だ。ラストもテナーサックスとの共演で締めくくられる。
2曲目「アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス」。ベースとドラムのバックだけで演奏されるこのバラード曲は、ウエス・モンゴメリーの腕の見せ所だ。切ないバラードを情感たっぷりに歌いあげている。激しさはなく、コードを交え淡々と演奏され、心の琴線に働きかけてくる。ジミー・コブによる、スネアを擦るようなドラムのブラシワークもいい。
3曲目「ブルーン・ブギ」は一転して、ハイテンポの激しい演奏。せかすようなドラムに、ギターソロは超絶なテクニックを駆使して、ガンガン音を繰り出している。ウイントン・ケリーのピアノソロも激しく熱を帯びていて、リズムセクションとのセッションは申し分ない。ジョニー・グリフィンのテナーソロも上手い。このクインテットはテンションが高い。各個人が同じ量のテンションの高さを発揮していて、それが全体のテンションの高さにつながっている。緊張感と興奮を聴く者に感じさせるのは、そのためであろう。
4曲目「キャリバ」はウエスのオリジナル曲で、ラテン調のアップテンポな明るい曲だ。まずは、ポール・チェンバースがベースソロを取っている。地味ながらいい演奏だ。ウイントン・ケリーのピアノソロはとてもスインギーで、思わず体を動かしてしまう。グリフィンのソロはグイングインと音を引っ張り上げている感じだ。それに続き、負けじとウエスのソロが始まる。「ここは俺に任せろ」と言っているような、ノリに乗ったギタープレイを聴かせてくれる。次々とコードを繰り出すウエスの超絶技巧が味わえる。
5曲目「降っても晴れても」は、クインテット全員の演奏レベルの高さを改めて感じさせてくれる一曲だ。全員がまとまっていて、息が合っている。リズム・セクションが安定したリズムを供給していて、その上でウエスのギターとケリーのピアノが楽しげに踊っている。
6曲目「S.O.S.」もウエス・モンゴメリー作の激しいアップテンポな曲だ。ウエスの指使いが激しい。ネックの上でどう左手が動いているかを想像するだけで、その演奏が卓越しているということに感服させられる。ジミー・コブのドラムソロも熱を帯びている。
ディスク全体を通して、スローな曲は2曲目くらいで、あとはアップテンポだ。聴く者に時を感じさせず、一気に駆け抜けてしまう、そんな一枚だ。

1. フル・ハウス
2. アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイス
3. ブルーン・ブギ
4. キャリバ
5. 降っても晴れても(テイク2)
6. S.O.S.(テイク3)

WES MONTGOMERY(g)
WYNTON KELLY(p)
JOHNNY GRIFFIN(ts)
PAUL CHAMBERS(b)
JIMMY COBB(ds)