![]() | That's It (1988/07/01) Booker Ervin 商品詳細を見る |
ブッカー・アーヴィン/ザッツ・イット
重厚なテナーサックスを聴かせるブッカー・アーヴィンの'61年録音作。ホレス・パーラン、ジョージ・タッカー等を迎えたワン・ホーン・カルテットで、ブッカーの温かみのあるテナーが楽しめる1枚。全体を覆うアーシーな雰囲気の中、豪放にブロウするブッカーのテナーがなんとも魅力的。"MOJO"、"POINCIANA"といった大人のムードを醸し出すナンバーから、人気曲"SPEAK LOW"、気持ちよくスイングする"BOO"等、酒を飲みながら気軽に楽しむにもぴったりの1枚。
1. Mojo
2. Uranus
3. Poinciana
4. Speak Low
5. Booker’s Blues
6. Boo
Booker Ervin(ts), George Tucker(b),Felix Krull(Horace Parlan)(p), Al Harewood(d)

ニュー・シーン・オブ・キングカーティス/キング・カーティス
R&B界で活躍した名サックス奏者King Curtisの貴重なジャズ・アルバム!!
Aretha Franklin、Sam Cooke等とも共演したKing CurtisがWynton Kelly、Paul Chambbers等と吹き込んだ'60年作。
R&B界の演奏者として知られる彼ですが60年代初期にはジャズ作品も残しています。これがまた、聴けば分かる通り実は素晴らしいジャズメン。後の傑作『Soul Meeting』とほぼ同じの他のメンバーとの相性も抜群です。
1. Da Duh Dah
2. Have You Heard?
3. Willow Weep For Me
4. Little Brother Soul
5. In A Funky Groove
King Curtis(ts), Little Brother(tp),Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b),Oliver Jackson(ds)
Recorded In April 21th, 1960
![]() | Africa Brass Vol 1 & 2 Sessions (1999/03/20) John Coltrane 商品詳細を見る |
アフリカ・ブラス /ジョン・コルトレーン
インパルスでの第1作は、初のオーケストラ作品。コルトレーンが正面きってアフリカをテーマにした最初の作品。このように、61年録音の本作は、コルトレーンにとって初物づくしのアルバムになった。何といっても最大の聴きどころは、アフリカをテーマにしたオリジナル<1>。当時アフリカに強い関心を示していたコルトレーンは、さまざまなアフリカ音楽に耳を傾けたうえで、この曲を書き下ろしたという。
オーケストレーションを担当したのはエリック・ドルフィー、モーダルなコルトレーンのテナーソロが圧巻だ。この曲はまた、レジー・ワークマン&アート・デイヴィスのダブルベース編成で演奏しており、その点も要注目だ。おなじみのトラッド<2>はマッコイ・タイナーがアレンジを担当、コルトレーンはソプラノサックスを吹いている。チューバやユーフォニウム、フレンチホルンを含む特異な楽器編成もさることながら、そこから生みだされるプリミティヴかつダイナミックなサウンドに圧倒される壮大な作品
1. アフリカ
2. グリーンスリーヴス
3. ブルース・マイナー
1961年5月23日、6月7日録音
「Africa」
「Bues Minor」
Booker Little(tp),Britt Woodman(tb),Carl Bowman(euphonium), Julius Watkins, Donald Corrado,
Bob Northern,Robert Swisshelm(frh), Bill Barder(tu),Coltrane(ts),Eric Dolphy(as,fl,bcl,arr)
: Laurdine 'Pat'Patrick(bs),McCoy Tyner(p),Art Davis,Reggie Workman(b), Elvin Jones(ds)
「Greensleeves」
Booker Little,Freddie Hubbard(tp),Julian Priester,Charles Greenlee(euphonium), Julius Watkins,
Donald Corrado,Bob Northern,Jimmy Buffington,Robert Swisshelm(frh), Bill Barder(tu),
Coltrane(ss), Eric Dolphy(as,fl,bcl),Garvin Bushell(Reed,Woodwinds)
:Laurdine 'Pat'Patrick(bs),McCoy Tyner(p), Paul Chambers,Reggie Workman(b), Elvin Jones(ds)
![]() | アヴァンギャルド (2012/04/25) ジョン・コルトレーン&ドン・チェリー 商品詳細を見る |
ジョン・コルトレーン/アヴァンギャルド
ジョン・コルトレーンとトランペット奏者のドン・チェリーの共同名義の作品。ドン・チェリーは前衛ジャズの旗手オーネット・コールマンと行動を共にしていた盟友。またサイドメンにも、チャーリー・ヘイデンやエド・ブラックウェルといったオーネット・コールマン・ファミリーを起用。内容的にも3曲(2曲目から4曲目まで)もオーネット・コールマンのレパートリーを採り上げるなど、ドン・チェリーあるいはその背後にいるオーネット・コールマンの音楽性が支配的。
ジョン・コルトレーン(ts、ss)、ドン・チェリー(tp)、チャーリー・ヘイデン(b)、パーシー・ヒース(b)、エド・ブラクウェル(ds)
1960年6月28日、1960年7月8日 録音
1. Cherryco
2. Focus On Sanity
3. The Blessing
4. The Invisible
5. Bemsha Swing
![]() | Stardust (2007/08/16) John Coltrane 商品詳細を見る |
ジョン・コルトレーン /スターダスト
バラードに新境地を示していた時代にジョン・コルトレーンが残した趣味のいい作品。「スターダスト」「タイム・アフター・タイム」など、お馴染みのスタンダードをジョン・コルトレーンがリラックスした雰囲気で聴かせてくれる作品。
1. Stardust
2. Time After Time
3. Love Thy Neighbor
4. Then I'll Be Tired Of You
ジョン・コルトレーン[ts]
ウィルバー・ハーデン[flh]
レッド・ガーランド[p]
ポール・チェンバース[b]
ジミー・コブ[ds]
アート・テイラー[ds]
フレディ・ハバード[tp]
1958年 録音

ジョ-・ヘンダーソン インナー・アージ
1964年に録音されたジョー・ヘンダーソンのBNにおける代表作。マッコイ・タイナー~エルヴィン・ジョンズという当時最も先進的なミュージシャンを従えて、ジョーヘン節が炸裂する。“アイソトープ”と共にタイトル曲は、ミュージシャンズ・スタンダードとしてカヴァー演奏も多い。
1. Inner Urge
2. Isotope
3. El Barrio
4. You Know I Care
5. Night And Day
JOE HENDERSON, tenor sax; McCOY TYNER, piano; BOB CRANSHAW, bass; ELVIN JONES, drums

ジョン・コルトレーン /アザー・ビレッジ・バンガード・テープ
1961年に行ったヴィレッジ・ヴァンガードでの名ライブからの未発表曲を収録。コルトレーンの激烈なインプロにドルフィーの白熱したソロも十分に味わえる超ド級のライブ2枚組!
1.Chasin' The Trane
2.Spiritual
3.Untitled original
4.India
5.Greensleeves
6.Spiritual (20:32)
John Coltrane tenor and soprano sax
Eric Dolphy bass clarinet ( On Track 2 Only )
Jimmy Garrison bass
McCoy Tyner piano
Reggie Workman bass
Elvin Jones drums
Recorded Nov 2,3,4,5, 1961 at New York City
![]() | Funky (1992/07/20) Gene Ammons 商品詳細を見る |
ジーン・アモンズ/ファンキー
{ファンキー}と言ってもわが国でブームが起こる以前の録音だが,アモンズの音楽コンセプトは正にこれ。アモンズをコアに,時の人気者たちが,サウンドをカラフルに肉付けしていく。ハード・バップ全盛期の成果として,後世に伝えられるべき代表作だ。
1.Pint Size
2.King Size
3.Funky
4.Stella By Starlight
Art Farmer (tp) Jackie McLean (as) Gene Ammons (ts) Mal Waldron (p) Kenny Burrell (g) Doug Watkins (b) Art Taylor (d)

ハッピー・ブルーズ/ジーン・アモンズ
プレステッジ恒例のオールスター・セッションで、タイトル通りのハッピーな一枚。 名盤「クール・ストラッティン」で共演したアート・ファーマーとは、本盤が初顔合わせです。 ジーン・アモンズはさすが「ボス」の貫禄、アーシーですねえ。 さて、演奏の方はジャムとあってリラックスした雰囲気で、キャンディドのコンガもリラックス・ムードに貢献しています
1. The Happy Blues
2. The Great Lie
3. Can't We Be Friends
4. Madhouse
Art Farmer (tp)
Jackie McLean (as)
Gene Ammons (ts)
Duke Jordan (p)
Addison Farmer (b)
Art Taylor (ds)
Candido Camero (conga)
Blues & the Abstract Truth
オリヴァー・ネルソン/ブルースの真実
ドルフィー、ハバード、エヴァンスといった精鋭が一堂に会し、ネルソンのもとでさまざまなブルース表現を試みた野心的なアルバム。小型オーケストラの編成ながらビッグ・バンドをも凌駕するサウンドが凄い。
1. Stolen Moments
2. Hoe-Down
3. Cascades
4. Yearnin'
5. Butch And Butch
6. Teenie's Blues
OLIVER NELSON as ts
ERIC DOLPHY as fl
FREDDIE HUBBARD tp
GEORGE BARROW bs
BILL EVANS p
PAUL CHAMBERS b
ROY HAYNES ds
Recorded in Feb 1961

オリヴァー・ネルソン/ブルースの真実
ドルフィー、ハバード、エヴァンスといった精鋭が一堂に会し、ネルソンのもとでさまざまなブルース表現を試みた野心的なアルバム。小型オーケストラの編成ながらビッグ・バンドをも凌駕するサウンドが凄い。
1. Stolen Moments
2. Hoe-Down
3. Cascades
4. Yearnin'
5. Butch And Butch
6. Teenie's Blues
OLIVER NELSON as ts
ERIC DOLPHY as fl
FREDDIE HUBBARD tp
GEORGE BARROW bs
BILL EVANS p
PAUL CHAMBERS b
ROY HAYNES ds
Recorded in Feb 1961

スタン・ゲッツ/スタン・ゲッツ・プレイズ
天才サックス奏者とノーマン・グランツとの出会いを記録した記念碑的な作品。それまでのクールなスタイルから脱却し、さらなる飛躍で真のインプロヴァイザーとしての道を歩み出そうとしていた姿を見事に捉えている。
Side:1
1. 星影のステラ
2. タイム・オン・マイ・ハンズ
3. ティズ・オータム
4. 今宵の君は
5. 恋人よ我に帰れ
6. 身も心も
ディスク:2
1. アラバマに星落ちて
2. 私に頼むわ
3. サンクス・フォー・ザ・メモリー
4. ヒム・オブ・ジ・オリエント
5. ジーズ・フーリッシュ・シングズ
Stan Getz (ts),Duke Jordan (p),Jimmy Raney (g),Bill Crow (b),Frank Isola (ds)
[Verve] 12, 29.Dec.1952.

スタン・ゲッツ・イン・ストックホルム/ スタン・ゲッツ
約4年ぶりにストックホルムを再訪したゲッツが、北欧の実力派ミュージシャンらと吹き込んだアルバム。ワン・ホーン・カルテットで、クールにリリカルにスタンダード・ナンバーを演奏している。
1. Indiana
2. Without a Song
3. I Can't Stand a Ghost of a Chanse with You
4. I Can't Believe That You're in Love With Me
5. Everythig Happens to Me
6. Over the Rainbow
7. Get Happy
8. Jeepers Creepers
Stan Getz(ts) , Bengt Hallberg(p) , Gunnar Johnson(b) , Andrew Burman(ds)
Recorded 1955

ブロウズ・ホット・アンド・クール/デクスター・ゴードン
ピアニスト=カール・パーキンスとの唯一の共演盤。なんでもドラッグに耽溺していたころの作品のようですが、"Cry Me A Rever"や"Tenderly"などそれを感じさせないすばらしい演奏を聴かせてくれます。
1. Silver Plated
2. Cry Me A River
3. Rhythm Mad
4. Don't Worry About Me
5. I Hear Music
6. Bonna Rue
7. I Should Care
8. Blowin' For Dootsie
9. Tenderly
Jimmy Robinson (tp),Dexter Gordon (ts),Carl Perkins (p),Leroy Vinnegar (b),Chuck Thompson (ds)
[Dootone] 11,12.Nov.1955.

ジョニー・グリフィン/ブローイン・セッション
3人のテナー奏者が一同に会した傑作。ジョニー・グリフィンの名義になっているが、誰がリーダーでもおかしくないほど豪華なメンツで、ジョン・コルトレーンの洪水のようなソロやグリフィンらのブロウに圧倒される。
1. The Way You Look Tonight
2. Ball Bearing
3. All The Things You Are
4. Smoke Stack
Lee Morgan (tp)
John Coltrane, Johnny Griffin, Hank Mobley (ts)
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Art Blakey (d)
Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, April 6, 1957

デクスター・ゴードン/ドゥーイン・オールライト
デクスター・ゴードンのブルーノートにおける初吹き込み。絶好調のホレス・パーラン・トリオとハバードを従え、ハード・バップ的なテナーを朗々と響かせる。泰然自若とした風格の好盤。
1. I Was Doing Allright
2. You've Changed
3. For Regulars Only
4. Society Red
5. It's You Or No One
FREDDIE HUBBARD(tp), DEXTER GORDON(ts), HORACE PARLAN(p), GEORGE TUCKER(b), AL HAREWOOD(ds)

アワ・マン・イン・パリ/デクスター・ゴードン
モダン・ジャズの誕生、つまりビバップ期から活動するデクスター・ゴードンだが、50年代は不遇だった。60年代に入り、名門ブルーノート・レーベルに録音を開始し、完全復活を成し遂げたゴードンは、次にヨーロッパはパリへ移る。
ニューヨークでの暮らしを嫌いヨーロッパへ移ったジャズメンはこの時期多かったが、デクスターもまた、ケニー・クラーク(Dr)や、バド・パウエル(P)を頼ってパリへ。つまりニューヨークのジャズファンにとっては、「我らがデクスター」がパリにて録音したアルバムである。
モダンジャズピアノの開祖バド・パウエルはすでにパリにおり、パリにおけるバド・パウエル・トリオが旧友を迎えた再会セッションとなった。いい意味でリラックスし、久々に刺激しあい、名演が生まれた。ベテランと呼ばれるようになったとはいえ、旬を過ぎた連中の本場ではない場所での録音である。だが演奏は充実し、66年に亡くなったバド・パウエルの晩年の名演も聴ける名盤といえる。
1. Scrapple From The Apple
2. Willow Weep For Me
3. Broadway
4. Stairway To The Stars
5. A Night In Tunisia
Dexter Gordon (ts)
Bud Powell (p)
Pierre Michelot (b)
Kenny Clark (ds)

ワークアウト/ハンク・モブレー
マイルス・ディヴィスのグループに在籍していた頃のアルバムで、『ロール・コール』『ソウル・ステーション』と並ぶ傑作。このアルバムでの質の高い演奏で彼の人気は決定的なものになった。冒頭の長いソロには圧巻。
01. Workout Hank Mobley
02. Uh Huh Hank Mobley
03. Smokin' Hank Mobley
04. The Best Things In Life Are Free
05. Greasin' Easy
Hank Mobley(ts),Grant Green(g).Wynton Kelly(p).Paul Chambers(b).Philly Joe Jones(ds)
Recorded March 26, 1961

コルトレーン/ジョン・コルトレーン
Impulseでの3枚目のアルバムで、マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズとの、いわゆる「黄金のカルテット」としては最初のアルバム。62年の録音で、彼ら4人の創造的な実験精神と自分達の音楽に対する真摯さがにじみ出た大傑作です。スピリチュアル・ジャズの始祖としての彼の一面もよく現れています。ゴスペリッシュな要素を感じさせる"Out Of This World"、"Miles' Mode"は圧巻。後に続く「Ballad」、「The Love Supremes」を予見させる記念碑的アルバム
1. Out Of This World
2. Soul Eyes
3. The Inch Worm
4. Tunji
5. Miles' Mode
Recorded August 11, June 19-20, June 29 and September 18, 1962.
John Coltrane — ts,ss
McCoy Tyner — p
Jimmy Garrison — b
Elvin Jones — dr

ラッシュ・ライフ/ジョン・コルトレーン
コルトレーンが急成長を遂げる時期のアルバム。ロリンズ的フレーズが消え、モンクの影響を受けながら自己のスタイルを確立する姿が伺える。この時期のピアノレスのトリオ演奏も貴重。
1. Like Someone In Love
2. I Love You
3. Trane's Slo Blues
4. Lush Life
5. I Hear A Rhapsody
John Coltrane (tenor sax)
Donald Byrd (trumpet)
Red Garland (piano)
Earl May (bass)
Paul Chambers (bass)
Art Tayler (drums)
Louis Haynes (drums)
Albert Heath (drums)

デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン
ジョン・コルトレーン&デューク・エリントンという、世代もスタイルもまったく異なる両巨人による異色の共演盤。当時コルトレーンは36歳、エリントンは63歳だった。唐突とも思える両者の共演だが、これが見事というか、違和感がないというか、とにかく稀に見る緊密なコラボレーションを繰り広げている。
選曲はエリントン主導で、ほとんどがエリントンナンバー。コルトレーンのオリジナルは、<3>の1曲のみだ。このことからもわかるように、本作はコルトレーンが先輩のエリントンに歩み寄ったことによって成立したセッションといえる。この当時のコルトレーンはシーツ・オブ・サウンドを駆使し、アグレッシヴな演奏を行っていたが、ここではそうした日常活動は小休止して、エリントンの世界に身をゆだねている。
そういう意味では、『バラード』やジョニー・ハートマンとの共演盤に通じる安らぎの世界がここにある。エリントンに対する敬愛の念。本作の成功要因はそれに尽きるといってもいい。
1. In A Sentimental Mood
2. Take The Coltrane
3. Big Nick
4. Stevie
5. My Little Brown Book
6. Angelica
7. The Feeling Of Jazz
ジョン・コルトレーン - テナー・サックス、ソプラノ・サックス
デューク・エリントン - ピアノ
アーロン・ベル - ベース(on 1.4.5.7.)
ジミー・ギャリソン - ベース(on 2.3.6.)
エルビン・ジョーンズ - ドラム(on 1.2.3.6.)
サム・ウッドヤード - ドラム(on 4.5.7.)

ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
コルトレーンの名盤のひとつ。傑作『バラード』にも匹敵するストレートな美しさを誇る1枚で、ハートマンの“クルーン奏法”と呼ばれる滑らかなヴォーカルと絶妙に絡んでコルトレーンの“静”なる側面を堪能できる。
1. They Say It's Wonderful
2. Dedicated To You
3. My One And Only
4. Lush Life
5. You Are Too Beautiful
6. Autumn Serenade
John Coltrane - ts
McCoy Tyner - p
Elvin Jones - ds
Jimmy Garrison - b
Johnny Hartman - vocal
★1963年3月7日 ニュージャージーにて録音

ハンク・モブレー・カルテット/ ハンク・モブレー
モブレーの記念すべきブルーノート初リーダー作。
ジャズ・メッセンジャーズ黄金のリズム・セクション3人がサイドを努める豪華ワン・ホーン・アルバム。
大人気曲『アヴィーラ・アンド・テキーラ』収録。
1. ハンクス・プランク
2. マイ・シン
3. アヴィラ・アンド・テキーラ
4. ウォーキン・ザ・フェンス
5. ラヴ・フォー・セール
6. ジャスト・クーリン
Hank Mobley, ts; Horace Silver, p; Doug Watkins, b; Art Blakey, ds; Recorded at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, March 27, 1955 / To. CJ28-5128

コルトレーンタイム/ジョンコルトレーン
「三位一体のトリオ」などと形容される音楽は多々あるが、ここで聞けるのは「三者三様の妙」か。
後にフリージャズピアノの旗手となる、まだ駆け出しのセシルテイラー、シーツオブサウンドを極めんと脂の乗ったトレーン、そんな面々を横目にバピッシュにわが道を行くドーハム。リズム隊の二人は完全に黒子と化している。
異色の組み合わせではあるが、その緊張感がもたらすハーモニーが意外と心地よい。
食わず嫌いの方も是非どうぞ。(田村 亮一)
1.shifting down
2.just friend
3.like some in love
4.double clutching
JOHN COLTRANE (TS)
CECIL TAYLOR (P)
KENNY DORHAM (TP)
CHUCK ISRAELS (B)
LOUIS HAYES (DS)
1958.10.13録音

ライブ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード/ジョン・コルトレーン
1. Spiritual
2. Softly, As In A Morning Sunrise
3. Chasin' The Trane
ギャリソン正式加入前の黄金カルテットにドルフィーを迎えた1961年のライヴ・アルバム。最もコルトレーンを理解出来るのがライブ盤だが、その中でも最高峰とされる1枚。テナーとソプラノが炎のように怒濤のフレーズを構築し、精神世界へとのめり込んでいく。
彼とドルフィーの神がかり的なソロを堪能できる。特に「チェイシン・ザ・トレーン」は圧巻。
ジョン・コルトレーン(ts,ss)エリック・ドルフィ(bcl)マッコイ・タイナー(p)レジー・ワークマン(b)エルビン・ジョーンズ(ds)
1961年11月3日録音 IMPULSE

ザ・コングリゲーション/ジョニー・グリフィン
アンディ・ウォーホールがジャケット制作を担当。ソニー・クラーク・トリオをバックにジョニー・グリフィンがいつもと違う装いの、リラックスした演奏を繰り広げる本作はとりわけ人気の高い1枚。リリカルなピアノとの掛け合いが楽しい「MAIN SPRING」、ラテンのリズムを導入した「LATIN QUARTER」などがオススメです
1.The Congregation
2.Latin Quarter
3.I'm Glad There Is You
4.Main Spring
5.It's You Or No One
JOHNNY GRIFFIN(ts)SONNY CLARK(p)/PAUL CHAMBERS(b)/KENNY DENNIS(ds)